アジア映画に詳しい専門家から各国の最新作と、日本ではあまり知られていない(私が知らないだけ?)それぞれのお国事情を聞きました。例えばインドネシアはアジアで一番映画の検閲が厳しい国だとか(モラル面というより過去の政権の扱い方に関して)、シンガポールは”芸術より商売”の気風の為、年に1〜2本しか映画が作られないとか、タイ映画の主流はホラーとスプラッターだとか、社会主義国のベトナムでは映画監督も公務員なので定年に達すると名監督でも引退しないといけないとか、モンゴルの家庭では4軒に1軒の割合で男性が韓国に出稼ぎに出ているとか…
また、スターリン時代にロシア在住の朝鮮族はウズベキスタンに強制移住させられたので現在でもウズベキスタンには朝鮮系の末裔が多く暮らし、結婚相手にあぶれた韓国の農村の男性がお嫁さん探しツアーに行くんだそうで… あと、"Dubai"というフィリピン映画はドバイに出稼ぎに来た若者達のせつない恋や生活を描いたもので、フィリピンで大ヒットしたそうです。これ、観たいかも!
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